株式会社ツイン・ビー 賃貸事業部
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日・祝祭日
2017年11月07日
現場管理

入居者さんの声が間違いない

『ゴミ集積所からゴミが溢れて、カラスがつついたり、生ゴミが散乱したりしてるんです・・・きれいな所で生活したいものですよ。』

これは、アンケートに書いてあった入居者さんの実際の声です。

ゴミステーションの改修に着手

上の写真は、アンケートを行う前に撮影した管理開始当初のゴミステーション。
入居者さんが教えてくださった通り、ファミリータイプ18世帯分としては、絶対的な収納量が足りなさそうです。

でも管理会社が巡回時に現地を見るときのほとんどは、写真のようにごみ収集車が回収した後、いくつかの違反ゴミが残っている程度です。

事実、管理がスタートしても、アンケートをいただくまではこの問題が見えていませんでした。

 

アンケート取得後、収集時間に間に合うように朝一で現地を訪問してみると、こんな状態だったのです。

しかも、ゴミステーションはエントランスの前にあります。衛生上はもちろん景観上も決して良い状態ではありません。朝、自宅を張り切って出た矢先にこんな風に溢れたゴミを目にしては、気持ちよくスタートもできないでしょう。

また、こうやってゴミがオープンに捨ててあると、部外者が指定日でもないゴミをポイっと捨てやすくなります。そして、徐々に恒常的に汚くなっていくんですよね。

アンケートでゴミステーションの問題を取り上げてくれた入居者さんは1件だけでしたが、実際に現地を確認してみて、

「これはアンケートに書かないまでも、潜在的に快く思っていない入居者さんは多いだろう」ということが想像できました。あなたもこの写真を見たらそう思いますよね?

オーナーと経営方針を共有していればこそ

そして、オーナーに現状把握をしてもらうべく説明に伺うことに。

「ちょっとマンションのことでご相談があるのですが・・」
「何かありました?」
「実は入居者さんのアンケートでゴミステーションの問題が1件出てます。」
と言ってアンケートと写真を見せました。

そして、即座に

「これは良くないですね。」
「どう対応すれば良いですか?」と。

「一番良いのは、ペール(ゴミボックス)の増設と交換です。スペースの問題が未解決ですが、駐輪場の配置を工夫すれば何とかなると思います。」

金額的には決して安くはないですが、この物件の経営方針は長期的な資産価値の維持と保全を優先すること。

管理契約の際に、経営方針を共有しているので、「資産価値の維持=入居者満足度を上げること」が重要な当社のミッションでもあるのです。

即、見積の取得と駐輪場の配置替えを行い、先日無事ゴミ置場を更新することができました。更新後の写真がこちら・・

 

ペールを2つに増設し、外部からもゴミの見えないタイプに変更しました。
この物件は、駐輪スペースが部屋ごとに指定されていたのですが、ゴミ置場の増設によって、区画移動をしなければならなくなった入居者さんも

「ゴミ置場が綺麗になるのであれば、全然構いませんよ。」

と快く承諾してくださいました。

設置後の入居者さんの反応も上々で、気持ちよく利用できているようです。
ゴミの出し方も綺麗になるという副次的な効果も見られました。

 

見えない空室対策

一般的な空室対策というと、

空き部屋に対して、最新の設備を導入したりリフォームしたり、また敷金などの初期費用を減額したりというパターンが主流です。

閑散期には各不動産会社がキャンペーンと銘打って、初期費用0円などの大幅なディスカウントを行って空室対策をしています。

ですが、入居希望者へ減額した初期費用は、その分オーナーが負担しています。
この費用を掛けることで、確かに入居率は上がるかもしれませんが、オーナーの「資産」は増えませんね。ただの販促費ですから・・

一方、ゴミ置場の更新は、家賃が上がるわけではないですが、資産として残ります。
入居者さんの満足度も向上し、入居期間が延びるかもしれません。

「入居期間の延長」=「空室の減少」

と考えれば、立派な空室対策と言えるのではないでしょうか?

例えるなら、
空室ばかりに目が言ってしまう空室対策は、栓をしていないお風呂にお湯を溜めるようなものだと思います。

栓が抜けているお風呂にいくらお湯を注いでも、いつまでもいっぱいにはなりませんよね?

新しいお湯(販促費)を注ぐ前に、まずは栓をすること。
栓をするとは、入居者の満足度を向上させる施策を取って、退去を防ぐことです。

今後の賃貸経営には、このような見えない空室対策が大切なのではないでしょうか?
プロパティマネジメントでは「テナントリテンション」(入居者の保持)といって、PM会社の重要な任務になっています。

空室の多い時代だからこそ、他の物件より長く快適に住んでもらえる環境を整えることが益々重要になってくるのではないでしょうか?

あなたも一度、テナントリテンションを考えてみてはいかがですか?
それには「入居者さんに聞く」のが間違いありませんよ。

当社が行っているプロパティマネジメントを活用した空室対策セミナーはこちら

https://twinb.co.jp/page/view/seminar1

 この物件のオーナーの声はこちら

https://twinb.co.jp/page/voice/316

 

この記事を書いた人
田中 祐介 タナカ ユウスケ
田中 祐介
空室率が年々上昇する鹿児島市の賃貸不動産事業では、事業者(オーナー)の「経営力」の差が空室率に直結する時代が訪れました。長年に渡って培った賃貸経営管理(プロパティマネジメント)の知識と経験で全力でオーナーの経営のサポートをいたします。
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