新年のご挨拶 〜一年の計は元旦にあり〜
新年明けましておめでとうございます。 今年も「株式会社ツイン・ビー」のブログをご愛読いただき、賛同して頂ければ幸いです。
私の初日の出は、鹿児島市の健康の森公園からスタートしました。力強く昇る太陽のように、希望に満ちた一年となりますよう、ご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
今年も、不動産に関するのニュースや知識を交えながら、あなたに有益な情報をお届けしてまいります。
最初のテーマとして、「資産を持つ意味と賃貸管理の目標設定」をご紹介します。新年は、目標を立て直す絶好のタイミングですよね。
特に不動産管理においては、明確な目標設定が事業の成功に直結します。新しい一年を迎えるこの機会に、資産管理の視点から具体的な目標を設定し、計画的なスタートを切るお手伝いができればと思います。
SMART目標で充実した1年を目指そう
SMART目標は、シンプルでイメージしやすい設定方法です。不動産管理についても、この手段を活用すると、端的なゴールに位置づけ、最終的な成功に繋げられます。
SMART目標とは?
SMART目標の概念は、1981年にジョージ・T・ドラン氏がビジネス誌に発表した記事で初めて紹介されました。このフレームワークは、企業や個人が効率的に目標を設定し、達成するための方法として広く使われています。
それぞれの要素が具体的かつ実行可能な計画を作成する助けとなり、不動産経営だけでなく、教育、プロジェクト管理、個人のキャリアプランニングなど、多くの分野で応用されています。
1. Specific(具体的)
ポイント: 目標が具体的であるほど、理解しやすくなり、取り組むべき行動が明確になります。
例: 「空室を減らす」という曖昧な表現ではなく、「2025年12月までに空室率を10%以下に減らす」というように、数値や期限を含めることで、目標の方向性が明確になります。
2. Measurable(測定可能)
ポイント: 進捗を確認し、達成度を評価できる目標を設定します。定量的な基準があることで、成果を測定しやすくなります。
例: 「新規契約を増やす」のではなく、「1か月以内に3件の新規契約を締結する」と設定することで、目標の達成状況を具体的に把握できます。
3. Achievable(達成可能)
ポイント: 現実的で、手の届く範囲内の目標を設定します。過剰に高い目標はモチベーションを下げる可能性があるため、現状のリソースや能力を考慮することが重要です。
例: 「1か月で20室の空室を埋める」という目標は、リソース不足で困難かもしれませんが、「2室を1か月以内に埋める」なら現実的で実行可能です。
4. Relevant(関連性がある)
ポイント: 目標が自分のビジョンや事業の全体的な方向性に関連していることを確認します。経営戦略や顧客ニーズに沿った目標設定が不可欠です。
例: 「近隣地域の学生需要を取り込むために、Wi-Fi無料の新しいプランを導入する」という目標は、学生向け物件の管理に関連しています。
5. Time-bound(期限設定)
ポイント: 目標達成の期限を設定することで、行動を促進し、集中力を高めます。期限がない目標は、優先度が下がりやすくなります。
例: 「いつか空室を埋める」のではなく、「2025年3月末までに空室を5室埋める」と設定すると、明確なスケジュールで行動できます。
目標設定は、資産管理を成功させるための第一歩です。具体的で測定可能な目標を掲げ、それを達成することで、事業全体の成長と安定を図ることができます。
今年は、ご自身の賃貸管理の目標をSMARTに設定し、それを実現するための主体性のある年にしていきましょう。
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