空室対策の可能性広がるDIY賃貸
空室対策はリノベーションだけじゃない?
産経ニュースにおもしろい記事が出てました。
賃貸って釘1つ打てないですよね?
お気に入りの雑貨を飾ろうとしても、家具の上に置くしかないです。
壁に気軽に飾るってことすら難しい。
それが、DIY賃貸なら自分好みカスタマイズできるんです。
DIYとは、「Do It Yourself」日曜大工という意味。
記事にもありますが、
賃貸最大のポータルサイト「SUUMO」は、平成27年から検索条件に
□カスタマイズ可 □DIY可
を追加しました。その画像がこちら、
鹿児島市内ではこの2つにそれぞれチェックをすると、
カスタマイズ可 203件
(カスタマイズ可は、全てレオパレスの「壁紙を選べる」仕様のみ)
DIY可 2件
という残念な結果に。
まだまだ、鹿児島市での認知度は低いのですね。
6倍の集客効果のあるDIY
でも記事によると、一般物件と比べてカスタマイズ・DIY可能な物件は約6倍もの問い合わせがあるのだそう。
これって、とっても将来性のある商品だと思いませんか?
管理会社でリノベーションをして、お客様へ提案するのも1つの手法ですが、
これだけ価値観が多様化した世の中であれば、自分好みにしたいってニーズはあるはずです。
そして、自分好みの部屋であれば愛着が増すので、長期入居してくれるようになるかもしれません。
そうなれば、オーナーにとっては空室リスク(=解約率)が下がります。
また、リフォーム費用だって小額で済むようになります。
自分にとって使い勝手がよくオシャレにできるDIY賃貸は今後広がっていくのではないでしょうか?
その為には、管理会社が、DIYが可能な範囲や原状回復の対象など、商品としてトラブルにならないような仕組み作りをする必要がありますね。
記事を読んでぜひ取り組んでみたくなりました。