株式会社ツイン・ビー 賃貸事業部
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2016年10月10日
経営・マーケティング

コンビニのレジで思うこと

コンビニのレジであなたも思ったことはありませんか?

昨日、事務所の近くのコンビニでコーヒーとタバコを買いにいった時のことです。

若い男性のアルバイト君が会計をしてくれました。

 

バーコードで「ピッ!ピッ!」として、受け取ったお金の金額を打って

そして、赤と青の2段×5列になったボタンを押します。そのボタンのどれかを押すと

レジが開いて、現金の入出金が出来る仕組みです。

 

実は、その若いアルバイト君の押したボタンが青の『29』というボタンだったんです(嬉)!

彼は、めんどくさくて男性客だったら『29』を押してるのかもしれませんが、やっぱりちょっと嬉しい。

 

なぜかというと、

 

コンビニでアルバイトした経験のある方なら知っている人も多いと思います。

僕も大学時代はコンビニでバイトしていましたのでよく知ってるんです。

この2段×5列のボタンは、性別と年齢層を表しています。

 

・12  ~12歳まで
・19  13歳~19歳まで 
・29  20歳~29歳まで
・49  30歳~49歳まで
・50  50歳以上

 

41歳の僕からすると本来『49』なのですが、『29』ってボタンを押されたら、

適当とはいえ、悪い気持ちはしないですもんね。

でも、なぜ『39』というボタンがないのか未だに分かりません。

知っている方がいたら、ぜひ教えてください。

 

さて、これはPOSシステムというものなのですが、会計と顧客リサーチが一緒になっています。

POS内のデータには顧客以外に、天気や気温なども入っています。

 

・どういった層のお客さんの来店が多いのか?

・年代別・性別で売れ筋の商品は何か?

・時間帯でお客さんの層がどう変化するのか?

・雨の日には何が売れるか?

・暑い日には何が売れるか?

 

こういうのが自動でデータとして取れるので、商品の仕入れの参考になるんです。

年齢は、あくまでもアルバイトの見た目の主観なので、正確ではないですし、忙しいときは

同じボタンを押すなんてこともあります。(僕もやってました・・・)

 

でも、このPOSがあるおかげで売れ筋がわかり、売れ残りを減らすことができるんです。

もし、POSがなかったら、例えば店長の勘でサンドイッチが売れるんじゃないかって思って

入荷したら、売れ残ってしまった・・なんてことも起こりえます。

 

このコンビニのレジで思うのですが、一回の会計が1,000円にも満たない言わば小額取引の

小売業界でも、しっかり顧客リサーチ・マーケティングがなされています。

 

なのに、不動産の現場では、何千万円・数億円もの賃貸マンションが建設されるのに顧客リサーチ

ってされていないです。現場の担当者の勘と経験が頼りです。

 

不思議ですよね?

例えば、あなたが賃貸マンションを建設しようとすると、色々なプロが係わり合いを持ちます。

 

〇土地を仲介する不動産仲介会社さん(売買専門)

〇その土地にどんな建物を建てるか設計する一級建築士さん(設計専門)

〇設計された建物を建設する建設会社さん(建設専門)

〇その建物に入居者さんを連れてくる不動産仲介会社さん(賃貸専門)

〇建物を管理する管理会社さん(管理専門)

 

皆さんそれぞれの分野ではプロフェッショナルです。

あなたの賃貸事業を支えてくれます。でも、どこの専門家もPOSは持っていません。

 

POSのような顧客リサーチ(マーケティング)が大前提としてなければ、

サンドイッチのように売れ残りが出てしまうリスクが増えてしまうのではないでしょうか?

 

人口減少に入った鹿児島市は、すでに供給が需要を上回っています。

賃貸不動産のPOSシステムがあればいいのになぁってコンビニで思うのでした。

 

参考までに、今日現在の1Kと1LDKの鹿児島市内の築年数別の空室数です。

1LDKが供給過剰になっています。6万円もの家賃を払える人がこんなにいるのかなぁ?と心配です。

1LDKが店長が『これが売れてるから。』という理由で仕入れたサンドイッチに見えて仕方ありません。

 

 

この記事を書いた人
田中 祐介 タナカ ユウスケ
田中 祐介
空室率が年々上昇する鹿児島市の賃貸不動産事業では、事業者(オーナー)の「経営力」の差が空室率に直結する時代が訪れました。長年に渡って培った賃貸経営管理(プロパティマネジメント)の知識と経験で全力でオーナーの経営のサポートをいたします。
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