株式会社ツイン・ビー 賃貸事業部
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2019年06月24日
ブログ

不動産マネージメント資格の最高峰『CPM』に挑戦!

同業者さんから「田中さんは賃貸管理のオタクですね。」
とよく言われます。中には変態と呼ぶ方も・・・

なので変態を極めるべく世界最高峰の不動産マネジメント資格『CPM』への挑戦をスタートしました!

というのは冗談で、このCPMは僕が長年憧れていた夢の資格。
「いつかこの資格を取って、不動産管理専門会社を起業したい」
と今のビジネスをスタートさせるきっかけになったものです。

起業が先になってしまいましたが、やっと事業が軌道に乗ってくれて、ようやく夢の実現に挑戦することができるようになりました。

これも不在でも安心して業務を任せられる社員ができたお陰。大久保君には感謝です。

 

『CPM』とは?

そもそも、CPMって言葉自体を聞いたことがないですよね?
実は、その歴史は大変古く、世界恐慌のあった1933年、CPMの生みの親であるIREM(アイレム・全米不動産協会)は生まれました。

当時のアメリカは、世界的不況のどん底で不動産ビジネス業界は腐敗し、正常な取引が困難になっている状況だったそう。
その状況を打開すべく不動産ビジネスの倫理規定を創設し、慣習を統一し、教育プログラムを作り上げたのが全米不動産協会(アイレム)です。

そして、その教育プログラムがCPM(全米不動産経営管理士)という資格です。
今では、全世界に1万人を超える有資格者がいて、日本では521名のCPMホルダーがいます。(2019年2月25日現在)

不動産のMBA(経営学修士)と言えば分かりやすいでしょうか?

不動産の経営学ですので、そのカリキュラムは多岐に渡ります。

1.メンテナンス
2.マーケティング
3.市場分析
4.不動産投資分析
5.ファイナンス
6.不動産評価
7.家賃査定
8.人材育成
9.危機管理

これらの分野を体系的に学ぶことで、勢いや人情、勘などに頼った提案から脱却。
オーナーの抱える問題点を整理し、投資指標や市場の数値を駆使しての論理的な提案が可能になります。

なのでアメリカでは、『不動産を買う前にCPMを買え!』と言われているほど、CPMホルダーの社会的地位は高く、信頼される資格とのこと。

 

初回の公式セミナーを受講して・・・

初回の公式セミナーの内容は『不動産管理のための倫理』でした。

IREMが最も重要視しているもの。
それは「倫理規定」です。

金融大恐慌時代に創設されたIREMの結論は、
「ビジネスを成功へ導くには高い倫理観が不可欠である」ということ。

CPMは、不動産オーナーに対して誠実であるために、何より自身のビジネスの成功のために、高度な倫理観の獲得が求められるというのがその背景です。

つまり短期的な売り上げを求めるより、高い倫理観で不動産オーナーとの信頼関係を獲得することが、結果的に成功への近道となるということ。

そして2日間、朝から夕方まで缶詰め状態のプログラムでしたが、最も時間が割かれたのが『利益相反の禁止』についてでした。

利益相反とは?
”ある行為により、一方の利益になると同時に、他方への不利益になる行為である。他人の利益を図るべき立場にありながら、自己の利益を図る行為が典型的な例であり、利益を図るべき他人に対する義務違反になる場合が多い。” ~ウィキペディア~

【とあるケース】
管理物件のクリーニングをしてくれる協力業者さんから、あなたに「いつもお世話になっているので、あなたの自宅を無料でぜひクリーニングさせてください!」とのオファーがありました。彼は、いつも丁寧でよい仕事をしてくれていて、あなた自身もこれからも仕事を任せたいと思っています。

あなたはこの申し入れにどう対処しますか?

金銭ではなくとも、善意であろうとも、これはまぎれもなく賄賂です。
そもそも、クリーニング費用を支払っているのは不動産オーナーであって、管理会社ではありません。

このような賄賂を受け取ることは、不動産オーナーに対して利益相反に当たります。
「今回だけなら。。。」なんて、悪魔のささやきが聞こえてくるかもしれませんが、このようなことを徹底的に排除するのが、CPMの倫理規定。

こんなケースのように、様々な実例をもとに利益相反の排除を叩き込まれました。

実は、僕がCPMに憧れた最大の理由は、この利益相反の排除を含めた倫理規定です。
「正々堂々と報酬を受け取れるプロフェッショナルな仕事」
ここに価値があると感じ、格好いい仕事だと思ったのです。

なので、当社の管理契約書には利益相反の条文を記載し、全オーナーに説明させてもらっているほど。

事業開始当初、売り上げが乏しい時に「協力業者さんから紹介料を貰えるようにしておけば。。。」なんて正直頭をよぎったこともありましたが、

このセミナーを受講して
「やっぱり間違っていなかった!」
「もし貰っていたら、このセミナーを受講するのが辛くなっていたかも」

と改めて自身の事業の価値に対して正面から向き合うことができました。

でもまだまだ、CPMホルダーへの道のりはこれから。
大変難易度の高い資格ですが、同期受講生として九州各地の不動産会社の方とも仲間意識が芽生えました。

講師の先生が、
「こんな高い受講料を払って休みの日に集まって勉強しにくる人達に悪い人はいません。皆さん、高い志を持った同志として、このセミナーを通してパートナーシップを育んでください。」

とおっしゃってくださったのがきっかけです。

初回ということもあって開かれた懇親会。

様々なエリアで不動産管理を営む他のメンバーとの出会いは大変貴重なものになりました。それぞれの地域の賃貸市場や管理に対する考え方等、初めて会ったばかりなのに意気投合!3次会まで行って午前様でした(笑)。

11月の最終試験まで大変な道のりですが、素敵な仲間と共に切磋琢磨して、CPMホルダーになれるように頑張りたいですね!

そして、CPMで培った知識と倫理観で不動産オーナーの抱える経営の悩みを解決できる良きパートナーとなれる日を現実のものにしたいと思います。

CPMのことを詳しく知りたい方はこちら
http://www.irem-japan.org/about_cpm/?gclid=EAIaIQobChMIgc2hsqzj4QIV1XVgCh23-gUJEAEYASAAEgJu9PD_BwE

 

この記事を書いた人
田中 祐介 タナカ ユウスケ
田中 祐介
空室率が年々上昇する鹿児島市の賃貸不動産事業では、事業者(オーナー)の「経営力」の差が空室率に直結する時代が訪れました。長年に渡って培った賃貸経営管理(プロパティマネジメント)の知識と経験で全力でオーナーの経営のサポートをいたします。
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