株式会社ツイン・ビー 賃貸事業部
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2018年08月31日
ブログ

一棟まるごとリノベーション!!

「ある物件の購入を検討しているのですが、田中さんはどう思いますか?」
「どんな物件なんですか?」
「現在は病院の寮なんです。実は、この寮を田中さんにリノベーションしてもらって、賃貸マンションとして蘇らせたら、とても良い事業になるのではと思って。。。」

当社の顧客でもあるオーナーからの突然のオファーに、僕は驚きを隠せませんでした。

スクラップアンドビルドからストック活用へ

高麗町の閑静な住宅街に建つ「シャトーエスポワール」
築23年の1ルーム10戸、2DK5戸、合計15戸の4階建ての病院の寮。

この物件がオーナーに紹介されたときは、
入寮者は15世帯中4世帯のみ。住宅不足と大量採用の時代には必要だった「寮」という形態も、時代の変化に伴いその役目を終わろうとしてました。

今は、賃貸市場の空室率も20%、少子化で有効求人倍率は1.3倍に迫り、企業は深刻な人手不足。住宅も人材も売り手市場の時代に突入です。

今までは、スクラップアンドビルドでどんどん新しい建物が建てられてきました。
というか、まだまだ新築の賃貸マンションは増え続けています。

もちろん、耐震性に優れ、最新の設備を備えた新築はとても魅力があり、今後も増え続けるでしょう。ただ、決して所得の高くない鹿児島市では、一人暮らしで5万円の家賃が払える人はほんの一握りです。

オーナーからこのオファーをいただいて、一番実現したいと思ったこと。

それは、鹿児島の地元で働く若者が手の届く家賃で、この物件を魅力的なものに蘇らせること。それが、ストック活用の一番の醍醐味だと思いました。  

新築にはないコンセプトを目指して

オファーを受けてから、高麗町近隣の市場調査を行いました。
ポータルサイトを利用して、空室情報を収集すると、最寄りの市電から徒歩10分圏内にはなんと262室もの空室情報が。。。

こんなにたくさんの空室の中から、選ばれる物件に再生させなくてはなりません。
そのためには、明確なコンセプトが必要です。

一方でシャトーエスワールは、再開発を控えた旧交通局跡地にも近く、住環境も良好な好立地。再開発が完成すれば、新たな雇用も期待できます。

この様な物件の特性と市場調査を加味した結果、職住接近を希望する社会人男性をターゲットにリノベーションを行うことに決定しました。

主役はスタイリッシュなキッチン

このキッチン見たことありますか?

シンクと加熱器だけ、という潔すぎるほどのシンプルなキッチン。
これは、「サンワカンパニー」社製のキッチンです。

ワンルームには、このキッチンを部屋の主役として導入することにしました。
コンパクトですが、スタイリッシュでまるで部屋のインテリアの一部であるかの様な存在感。

デザイナーズマンションにありそうですよね?
こんなおしゃれなキッチンのついた部屋を4万円以下で提供する。

これこそリノベーションの醍醐味です。
「家賃が安くて、おしゃれな部屋はないだろうか?」

鹿児島市の20代の平均手取り月収は約16万円。
家賃4万円以下で提供できれば、無理せず手が届きます。

地元の若者が、無理なく暮らせて、おしゃれで友達に自慢したくなる様な部屋。
そんな若者が喜んで入居してくれて、その結果、高い入居率を確保しオーナーが喜ぶ。

そんな好循環が生まれる物件に再生したいですね。

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