株式会社ツイン・ビー 賃貸事業部
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2017年09月23日
経営・マーケティング

賃貸オーナー必見!最新の部屋探しの実態とは?

とあるオーナーさんから、「空室が長いこと埋まらなくて困っている」との相談をいただきました。

物件を確認する為に、ネットで物件を調べてみると、ポータルサイトを探しても出てきません。そして、時間を掛けて色々探してみて、やっと見つけたサイトの物件情報には、間取り図と外観しか掲載されていませんでした・・

「〇〇さん、これじゃあ決まらないですよー。」
「えっ、どうしてなの?」

それを説明する為に、僕はとある調査資料をオーナーさんに見せました。
その資料とは、、

平均18.7日が意味するもの

賃貸ポータルサイト「SUUMO」を運営するリクルート社が、部屋探しの実態調査を行いました。

2016年に実際に賃貸物件を契約した人への調査です。首都圏での調査ではありますが、顧客の動向や思考の面では、地方の鹿児島でも大きくは変わらないと思いますので大いに参考になります。

「顧客が何を考え、何を希望し、どう行動するのか?」

どんな商品であれ、顧客にフォーカスして顧客に沿った販売活動を行うことは重要です。この実態調査から顧客の動向が浮かび上がってきます。

僕が注目した調査結果を元に、一緒に考えて見ましょう。


「部屋探し開始から契約するまでの期間は、平均18.7日

この数字は驚くべき結果です。ついに20日を切りました。
全体で見てもなんと8割以上の人が30日(1ヶ月)以内で契約をしています。

注目すべきは・・

2014年 22.8日
2015年 22.1日
2016年 18.7日

と年々着実に部屋探しの期間が短くなっていること。

この日数が意味するものとは何でしょうか?
それは、物件の情報収集(比較・検討)をする時間が短くなっていることを意味しています。

つまり、インターネット検索によって短期間で希望の部屋を見つけることができるようになっているということ。

上のグラフはネットショッピング利用の推移です(2人以上世帯)
見ての通りネットで買い物をする人は右肩上がりで急増しています。

「欲しいものがあったら、ネットで探す」

は今や当たり前になってきているのですね。賃貸業界はどうでしょう?

【3大賃貸ポータルサイトの鹿児島市の掲載件数】2017/9/23時点

SUUMO  29,529件
アットホーム  6,768件
ホームズ    5,158件 

現在は、部屋探しの入居希望者が訪れるインターネット上のサイトには選びきれないほど、たくさんの賃貸物件が掲載されています。

以前は、賃貸物件情報は不動産屋さんに足を運ばないとわかりませんでした。
それが今は、インターネット上でたくさんの物件が自由に見れるのです。

当社の管理物件にご入居いただいた入居者さんでも、

「ネットで50室以上は見ましたよ。」

という方は少なくありません。

ということは、いかにインターネット上で物件を魅力的に掲載するかということがとても重要になってきているのです。

賃貸店舗のはしごはしない!

そして、インターネットでの部屋探しを裏付けるもう1つの結果が、、、

『部屋探しの際の不動産会社店舗への訪問数は、平均1.6店舗

インターネット上で充分比較検討できるようになった為に、賃貸店舗への訪問数も減っています。
実に、58.5%の人が0もしくは1店舗だけとなっています。

この数字が意味するものとは、賃貸店舗に行く目的が、「部屋探し」ではなくネットで選んだ物件を実際に案内してもらう為の「部屋確認」に変化している証ではないでしょうか?

そうなると、あなたにとって重要なことは、

・どれだけたくさんのサイトに
・どれだけたくさんの写真で
・どれだけ綺麗で魅力的に掲載されいるか?

ということになります。正に戦場はネット上で起きているんですねー。

もうひとつ注目の調査結果とは?

そして、もうひとつ僕が注目した調査は、、、

駅距離と内装・外装・住宅設備の優先順位

これは空室対策として、間取り・内装・外装・設備交換など、どれにお金を投じるのが有効度が高いかを探る調査です。

変えられない要素の代表、「駅距離」と変えられるものとどちらを優先するのか?大変、貴重な調査です。

家賃と広さが同じなら駅距離より「・・・」を優先する。

1位 間取りが好み 50% > 駅距離 32.1%
2位 設備が綺麗・好み 44.4% > 駅距離 36.0%
3位 内装が綺麗・好み 44.4% > 駅距離 38.8%

この結果から、駅距離よりも「間取り」「設備」「内装」を優先するということがわかります。ここでの綺麗さは、新築じゃないといけないということではなく、清潔感を表していると思います。

なので、築年数が古くても清潔感があって、設備が更新され、間取りが自分好みであれば、駅距離などの「立地」に劣る物件であっても勝ち目があるということです。

この「間取り・設備・内装」の3点は、やはりインターネット上で確認ができるものです。

空室対策で何を優先すべきかが見えてくるとってもヒントになる調査ですね。
 

有名なマーケティングの言葉

とある有名なマーケティングの言葉に、

「3つのM」というものがあります。

それぞれ、Market・Media・Messageの頭文字を取ったものです。

「正しいマーケットに、正しいメディアを使って、正しいメッセージ」を届けないと売れないことを意味しています。

このリクルートの調査をもとに賃貸業界に置き換えるなら、

部屋を探している人たくさんのポータルサイトを使って、綺麗でたくさんの写真と情報を」届けなければならないということです。

あなたの物件はこの3つのMを満たしていますか?
相談してくれたオーナーさんのように、ひとつだけのサイトで外観と間取り図だけでは、今のお客さんにはその物件の魅力どころか、知ってもらうことすら難しいのです。

あなたもぜひ、ご自身の物件が賃貸ポータルサイトにどんな風に掲載されているのか確認することをお勧めします。

 

3つのMを意識した空室対策セミナーはこちら
https://twinb.co.jp/page/view/seminar

 

リクルート社の調査の詳細はこちら
http://www.recruit-sumai.co.jp/press/upload/chintai_cyuosa_20170915.pdf

 

この記事を書いた人
田中 祐介 タナカ ユウスケ
田中 祐介
分譲マンション販売営業5年、賃貸管理10年、賃貸仲介3年、18年の不動産業界で培った知識と経験が、出会ったお客様の役に立てることを何よりも嬉しく思います。
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