2棟目の新築賃貸マンションの管理を受託しました
とあるオーナーさんからのありがたい言葉
「プロパティマネジメントの話を伺って、田中さんにお願いしようと決めました。」
新築賃貸マンション建設を計画中のとあるオーナーさんからの思いがけない一言。
先日の鴨池の窪商事さんに続き、2棟目の新築賃貸マンションの管理受託です。
実は、このオーナーさん。
以前に実施した空室対策セミナーに参加してくださっていた方。
僕が空室対策セミナーを行っているのは、
「プロパティマネジメントの考え方を知ってもらうため」。
参加いただいたときも、まさか新築マンションを建設予定なんて知る由もありませんでした。
いづれにしても、新築賃貸の管理を2棟受注することができ、賃貸経営にプロパティマネジメントが求められてきていることを実感してきています。
賃料収入が不動産の価値を決める
そもそも、通常の賃貸管理とプロパティマネジメントは何が違うのでしょうか?
通常の賃貸管理とプロパティマネジメント(賃貸経営管理)の一番の違いは、「資産管理意識」の違いです。
収益還元法での不動産の価値を評価する公式は、
「営業純利益」÷「期待利回り」=「不動産の価値」
営業純利益とは、手取りの家賃収入。
それを投資で期待する利回りで割り戻すと不動産の価値になります。
A 営業純利益700万円 ÷ 期待利回り7% = 不動産の価値1億円
B 営業純利益800万円 ÷ 期待利回り7% ≒ 不動産の価値1億1,428万円
C 営業純利益600万円 ÷ 期待利回り7% ≒ 不動産の価値8571万円
このように、営業純利益の違いは、不動産の価値に大きく影響します。
プロパティマネジメントは、
「どうしたら営業純利益を増やすことができるか?」すなわち、「不動産の価値をどう上げるか?」が根本の考え方になります。
当然、セミナーの空室対策手法にもこの考え方が根底にあります。
この考え方に、オーナーさんも共感してくださったのです。
管理会社の運営次第で不動産の価値がこんなにも上下するのですから、オーナーさんの期待を裏切るわけには行きません。
ありがたく嬉しい気持ちと裏腹に、その責任の大きさに改めて身の引き締まる思いがしました。
建設地は人気の高い下荒田3丁目
建設予定地は、下荒田3丁目。
鹿児島市電からも近く、南向きのとても良い立地です。
市内の中でも大変人気のあるエリア。
先日も設計会社さんとオーナーと供に、設計仕様の打ち合わせをしてきました。
1Kタイプ3戸×4階=計12戸です。
窪商事さんと同様、完成までの間のコンサルティング契約を締結しています。
市場調査やターゲット設定、仕様アイディアの提供、そして賃料評価などのお手伝いして、事業性の高い「物件力」のあるマンションにして「任せて良かった」と言われるようにしたいですね。
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