新築賃貸のコンサルティング契約を受託しました
新築賃貸マンションのコンサルティング契約受託
先日、来春完成予定の新築賃貸マンションのコンサルティング契約を受託しました。
完成後、管理運営を当社で行う予定です。
このオーナーは、独立当初からブログをいつも読んで下さっていた方。
鹿児島市内で不動産業を営んでいる(有)窪商事という同業者さんです。
『プロパティマネジメントで空室に困っているオーナーを助けたい。』
という想いで書き続けてきましたが、まさか新築賃貸マンションの管理を受託するなんて思ってもいませんでした。
実は、このブログで100記事目。
記事数では、まだまだやっとスタート地点に立った程度ですが、
節目にこういう報告ができることを大変嬉しく思っています。
「なぜ、大手さんではなくて当社に新築賃貸の管理を依頼されたのですか?」
と、依頼をされたとき僕は率直に聞いてみました。
なぜなら、新築賃貸マンションを受託できると、
賃貸不動産会社にとっては大きな集客の柱になります。
広告でいうところの目玉商品ができる訳です。
なので、通常は新築賃貸の管理受託というと大手管理会社同士の争奪戦なのです。
ところが、オーナーは
「田中さんは、データとかを取って調べた上で色々なことを教えてくれてますよね?」
「そういう裏付けの上にリノベーションとかの実績があるので、それが安心感に繋がっているんです。」
ほんと、うれしい言葉をいただけました。
以前のように建てれば満室という時代は終ってしまいました。
現に今春完成した新築マンションでもまだまだ募集中の物件が数多くあります。
「新築だからどこが管理しても大丈夫だろう。」
とは思えなくなってきたオーナー側の心理が背景にあるのかもしれません。
また窪商事さんは、長年下荒田で地元に根ざした不動産業を営んでいる業者さん。
自社所有の賃貸マンションを、コミュニティスペースにしたり、シングルマザーの為の賃貸にしたり
「地域の方、困っている人を不動産を通じて助けたい。」
という想いを、実際の行動に移している業者さんです。
そんな方でもあるので、プロパティマネジメントの考え方に共感していただけたのではないか?とも思っています。
引き受けさせていただくからには、必ず成功させて当社に依頼して良かったと思ってほしいです。
なので、コンサルティング契約の初仕事として市場調査を行いました。
建設予定の鴨池エリアの供給状況と入居率の調査報告書です。
実際に調べてみると、一定の傾向が見えてきます。
やっぱり数字は嘘をつかない定数管理の重要性
ひとつひとつ調べて数値化してみると、
満室になっていない物件には何かしらの原因があります。
その原因は複合的なものですが、この供給過多の状況では現状掌握ができていなければ打ち手を見誤ってしまいます。
このコンサルティング契約や管理契約は、
オーナーが賃貸経営という航海をする上での「地図とコンパス」の役目を担います。
地図が古い、地図の縮尺が大きすぎる、コンパスが狂っていては、オーナーは目的地には辿り着けません。
これから、間取りや仕様等のプランを打ち合わせしてくのですが、
オーナーへ可能な限り正確な「地図とコンパス」を提供して、安心して建設してもらえるようサポートしていきたいと思っています。
もちろん、当社が最も得意なのは
築年数が経過して競争力を失った長期空室の改善です。
あなたがもし、長期空室を成約へ導く「地図とコンパス」が欲しいと思っているなら
このセミナーがお勧めです。
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