日光東照宮に行ってきました!
豪華絢爛な神社にびっくり!
日光東照宮に行ってきました。
徳川家康を祭ってある神社で、世界遺産にもなっています。
江戸時代を作ったお殿様を祭ってあるだけに、豪華絢爛の一言。
写真の門は陽明門といって、日本一美しいといわれている門だそうです。
別名「日暮し門」。
500以上の彫刻が一日中見ていても見飽きないことからついた名前です。
ちょうど、大改修工事が終った後だったので、
補修や塗装がやり直され、当時の江戸時代の華やかさが戻ったようでした。
個人的にはあまりにもきらびやかになっているので、
400年という歴史の重みがなくなってしまった気がしてちょっと複雑でしたが・・。
有名な「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿の彫刻です。
これって子供の子育ての仕方についての指南を表したものなんですね。
”幼いうちは、純真で周囲の環境を受けやすい。
だから世の中で悪いことは見聞きせず、悪い言葉も使わず、
良いものだけを与えよ。この時期に、良いものだけを身に付けておけば、
悪いものに触れ(対し)ても正しい判断(行動)ができる。”
彫刻の下に書いてあった解説文です。
現在は、モノと情報にあふれた世の中。
江戸時代とは比べものにならないくらい、子供も色々な情報を手にすることができます。
TV・インターネット等・・
子供にスマホを渡してしまっている自分にちょっと自戒の念が沸いてしまいました。
魔よけの逆柱
事前の予備知識がないまま行ったのですが、
左甚五郎作の「眠り猫」や、「鳴き竜」など見所いっぱいで思いのほか楽しめました。
日光東照宮に興味が沸いたのでネットで調べてみると、
おもしろい記述がありました。それは「魔よけの逆柱」
最初の写真の陽明門は、12本の柱でできているのですが、
その内の1本だけが、彫刻が逆さに施されているそうなんです。
逆さにした理由が、
「完璧なものは、その瞬間から崩壊が始まる」から
魔除けのためにわざわざ逆さに彫ったといわれ、
あえて1ヶ所だけ仕様の異なるところを造ったようなのです。
(一番右側の柱だけ模様が逆になっています)
ふと、ディズニーランドの「永遠に未完成」とよく似ているなぁと思いました。
これは、創設者ウォルト・ディズニーが、
「ディズニーランドが完成することはない」と言った名言です。
完成・完璧と思ってしまった時点で成長が止まり、後は衰退の道しか残っていないという意味です。
日本とアメリカで時代も異なるのに、本質は同じですね。
そして、
日光東照宮は、400年以上経った今、世界遺産に登録され、
ディズニーランドも発展し続けています。
いやー、「三猿」にしても「逆柱」にしても、時代を超えて不変の法則を教わった日光東照宮の訪問でした。
※不動産に全く関係のない話ですみません・・・
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