株式会社ツイン・ビー 賃貸事業部
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2016年09月12日
ブログ

今、賃貸仲介業界で一番儲かっているのは?

 

最近というか、ここ2-3年の間にポータルサイトの物件の掲載件数が大幅に

増えているのをご存知でしょうか?

 

不動産業界にインターネットが普及して、賃貸仲介業界で一番儲かっているのは

別業界のポータルサイトを運営している企業かもしれません。

 

『SUUMO』を運営するリクルート社(業績の詳細はこちら↓)
http://www.recruit.jp/ir/library/upload/settlement_201603_pm_jp.pdf

 

『HOME’s』を運営するネクスト社(業績の詳細はこちら↓)
http://www.next-group.jp/wp-content/uploads/2016/02/Presentation_20162010-1.pdf

 

『At Home』を運営するアットホーム社

アットホーム社は業績の公開がありませんが、リクルート・ネクストの業績は右肩上がりです。


この関係は、アメリカのゴールドラッシュとリーバイス(ジーンズ)の話にとてもよく似ている気がします。

リーバイスは、ドイツ人のリーバイ・ストラウスが創業者です。

 

1848年頃アメリカのカリフォルニアで金が発見された事をきっかけに、

それ以降『金鉱で金を見つけて一攫千金を得る!』という夢を求めて、

世界中からたくさんの移民がアメリカへやって来ました。これをゴールドラッシュと言います。

 

ストラウス家もこの時期に一家でアメリカへ渡りました。

ただし、ストラウス家は金を探す為ではなく、その金鉱で働く人たちへ織物を販売する

目的でアメリカへ渡ったのでした。

 

そして、馬車用のテント布を使った破れにくい丈夫な作業着を作ったのです。

金鉱で働く人達の悩みは、作業着がすぐにボロボロになってしまう事でした。

ストラウスはそこに目を付けて、金属製のリベットでポケットを補強したテント布の作業着

を販売したんです。

 

 

当然、その丈夫な作業着はバカ売れしました。

2頭の馬がジーンズを両方から引っ張っているロゴはあなたも知っていますよね?

 

なんか似てませんか?

 

金鉱で働く人達=賃貸仲介業者
金=部屋探しのお客さん(仲介手数料)
リーバイスジーンズ=ポータルサイト

 

ゴールドラッシュで、一攫千金を求めてアメリカへやってきた人達のほとんどは、

来た時と変わらないか、逆にお金を減らして故郷に帰ったそうです。

 

一方で金を求めてきた人達に必要なものを提供したリーバイはその人達よりも大もうけしました。

すごく似ていますよね。

 

業界でも知らない方が多いですが、ポータルサイト運営会社は、不動産専門のホームページ

作成会社や不動産管理システム会社へ、ポータルサイトと連動できるようにインセンティブを

支払う仕組みを作っています。

 

掲載企業から支払われた額から、なんと毎月インセンティブが支払われます。

ということは、賃貸不動産会社は、業務効率化を目指すほど、益々ポータルサイトに

依存せざる得ない仕組みが出来ているわけです。はたして、ゴールドラッシュが終わったら、

どうなってしまうのでしょうか?

 

賃貸仲介会社も金鉱で働く人達と同じ運命をたどらなければいいのですが・・・

この記事を書いた人
田中 祐介 タナカ ユウスケ
田中 祐介
空室率が年々上昇する鹿児島市の賃貸不動産事業では、事業者(オーナー)の「経営力」の差が空室率に直結する時代が訪れました。長年に渡って培った賃貸経営管理(プロパティマネジメント)の知識と経験で全力でオーナーの経営のサポートをいたします。
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