オーナーのリノベーション見学
朝一のリノベーション見学
今日、朝一でサンシャイン郡元のオーナーさんにリノベーションした部屋
を見てもらいました。
そうです!先日、無事成約したあのリノベーション部屋です。
大きい投資だっただけに、オーナーさんもほっとした様子です。
もともとの状態と比べて、どこがどう変わったのかひとつひとつ説明
させてもらいました。
仕上がりの良さ・コーディネートの良さに満足していただいた様子。
管理させていただく前の話を思い出します。
「家賃が3万円を切ってから、どんどん建物が荒んでいくようで・・」
「家賃3万円以上いただけて、喜んで入居してもらえる建物にしたい。」
その第一歩を踏み出すことができて、僕もとても嬉しくなりました。
そして、追加投資となった3階の工事中の部屋を案内しました。
オーナーの思いがけない一言
このリノベーション工事を取り仕切ってくれている工事業者の山城さん(仮)
と挨拶の引き合わせをする為です。
今日も朝8時前から工事をしてくれている山城さん。
僕よりも若いのですが、仕事が丁寧で職人気質。
クロスが綺麗に貼れるようにと下地のパテ埋めも怠りません。
なので、某超大手戸建てメーカーのクロス貼りも請け負っているほど。
僕がそれぞれをご紹介して、山城さんから名刺をオーナーさんへ
渡してもらいました。
するとオーナーさんが、名刺を受け取りながら開口一番
「100点満点じゃなくて、130点の出来栄えでした。ほんとに素晴らしい
お仕事をしてくださって感謝しています。ほんとありがとう!」
とおっしゃってくれたのです。山城さんもその言葉にはとても嬉しそうでした。
オーナーさんを見送った後、
現在進行中の工事部屋の打ち合わせの為に現場に戻ると、
「いやー。ああやって感謝されると、ほんとやりがいでますよ。」
「他の仕事だと報われないことばかりですもん。」
と、山城さんが先ほどのオーナーさんからの言葉に感激している様子。
彼は、リノベーション部屋が成約したときも一番喜んでくれていました。
直接お客さんとの接点がほとんどない仕事だと、自分の仕事の評価が見えません。
なので、彼は自分の仕事に高いラインを引いて自分の仕事にプライドをもってやっています。
そういう仕事ぶりも知っていたので、一緒にやりましょう!とお願いした経緯もあります。
ですが、顧客からの感謝の言葉ほど自分の仕事に自信がつく瞬間はないと思います。
「もっといい仕事して、もっと喜んでもらいたいですね。」
との山城さんの言葉に、オーナー・協力業者さん・僕がチームになれた気がしたのでした。
理念ってやっぱり大事
企業と同じように、オーナーの理念が、管理会社・工事業者にもしっかり伝わると、
目の前の作業だけではなくて、理念に通じる価値ある仕事を考えるようになると思うんですね。
立場が違っても、「入居者さんに喜んで住んでもらう」という共通理念があれば、
物件は絶対に良くなっていくと思います。
有名な話に、レンガを積んでいる職人に通りすがりの人が質問をする話があります。
「あなたは何をしているんですか?」
A「僕はレンガを積んでいます。」
B「僕は塀を作っています。」
C「僕は家を作っています」
同じ作業をしていても、目的(理念)が違うと、仕事の質も異なってくる例えです。
当然、Cの人が一番良い仕事をしてくれたっていうのがこの話の結末。
これから先のサンシャイン郡元がとても楽しみです。
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