あなたにも思い当たるフシありませんか?
最近、あなたもこんな風に思ったことはありませんか?
「最近は何を買うにしても選択肢が多すぎて困る。正直いろんな機能の違いも、何が重要でどちらが
どう良いのかわからないし、どれを選んだらよいかわからない」
多くの「スペック情報」でしのぎを削る商品群が、店頭やネット上に並んでいます。
でも、自分が重視すべきスペックは何なのか、結局どれを買うことが最も自分のニーズに合っているのか、
買う側にとっては本当に判断が難しい。
今の消費者はこんな状態に陥っているようです。
スマホの普及で、情報はいつでもどこでも簡単に手に入るようにはなったけど、今度は情報が多すぎで
探すこと自体がストレスになっているみたいですね。
野村総合研究所の「生活者1万人アンケート調査」のグラフを見てもその変化は顕著に現れています。
「安さ納得消費」と「徹底探索消費」は減っていて、「利便性消費」と「プレミアム消費」は伸びています。
毎日忙しいので、モノを買う為に多くの選択肢・情報を取捨選択しなければならないストレスから解放されたい。
そんな心理がこのグラフから見てとれます。
情報過多で消費に向けるための可処分「時間」の少ない現代、
お客さんの気持ちは「モノを選ぶ時間がない、自信がない、めんどくさいという心理・行動」に変化している
ようです。あなたにも思い当たるフシはありませんか?
それを踏まえて、賃貸仲介はどうでしょう。
賃貸ポータルサイト「SUUMO」には、鹿児島市内の空室情報が約30,000件もあります。
これだけの数の中から、比較検討して自分に合ったものを見つけるなんて、考えただけでも気が滅入ります。
と考えると、賃貸仲介業界の皆さん、これはチャンスではありませんか!
一部ではインターネットの普及で、賃貸仲介はいらなくなるなんて言う声もありますが、
情報があふれすぎて、お客さんが選び方が分からなくなってきた今だからこそ、
仲介営業の付加価値が高まってきているのでは?
お客さんの希望をじっくり聞いて、お客さんに合った物件をひとつだけすすめる。
先日、申し込みになった「ペガサス7」のお客さんも実際に見た部屋はこの1部屋だけでした!
業界の平均値で言うと内覧は通常3物件、多い人で5物件くらいは実際に部屋をみた上で比較
してから決めるのに。。。
きっと、仲介会社の担当者さんがじっくりとお客さんの望む暮らしを聞いた上で、
お客さんにぴったりな提案をしてくださったからだと思います。
お客さんの希望とはネットに出ているようなスペックではなく、「お客さんのしたい暮らし」です。
色々なスペックを比較することに疲れ、情報の海で溺れているお客さんを救ってあげる。
賃貸仲介の付加価値は、そういう風に変化していっているのではないかと思っています。
【出典元】東洋経済オンライン http://toyokeizai.net/articles/-/144079?page=3
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