いい物件なのになんで決まらないの?
先日、賃貸の募集依頼をいただいた家主さんから食事にお誘いいただきました(笑)。
まだ、何も結果は出していないのですが、、、
その食事の中での話です。
いい物件なのに1ヶ月も音沙汰無し
「田中さんにお願いした空き部屋の募集なんですけど、他の仲介会社さんも
今日廻ってきました。写真もCDに入れて一緒に渡してきたんですよ。」
「それはいいことですね!
いい物件なので、ちゃんと募集がされれば、すぐにお客さんは見つかると思います。
それが僕のお客さんになるように頑張りますね!」
実は、この家主さんの物件、今までは退去があっても1ヶ月、長くて2ヶ月もあれば
今までは申込が入っていたのに、今回は1ヶ月経ってもどこの仲介会社からも
音沙汰がなかったそうです。
退去したときには、各仲介会社に空室情報のFAXと電話はしたそうなのですが、、、
僕が依頼を受けた時、色々なポータルサイトを確認してみると、その家主さんの
物件はわずか1サイトに2社しか載っていませんでした。
しかも、2社の家賃が違っていたのです。
物件自体は、綺麗にリフォームされ、更に家具・家電のプレゼント付。
ベランダには家主さんのDIYで人工芝が張ってあって、昼寝ができるくらいの心地よさ。
テーブルとチェアを置いて、ボーってするだけで幸せになれるような空間です。
なのに、2社しか掲載されていないし、最新の写真もついていない。
つまり、どこの仲介会社さんも写真を取りに来ていない。
そんな状態でした。
マーケティングはとても大切
どんなビジネスも同じで、あなたも当然と思われるとは思いますが
良い商品でも、知ってもらえなければ買ってもらえませんし、
よく知ってもらっていても、粗悪な商品であれば買ってもらえません。
商品を知ってもらって、欲しいと思ってもらうようにすることを「マーケティング」
といいます。
経営の神様、ドラッカーの
「優秀なマーケティングはセールスを不要にする。」
という言葉がありますが、商品とマーケティングはまさに両輪です。
この家主さんは、一生懸命DIYをして、良い商品を作られました。
でも、世の中に物件を送り出し、お客さんを連れてきてくれる仲介会社さんへは
FAXと電話のみでした。
1ヶ月間空いたままだった原因は、マーケティングにあったのです。
現在、ポータルサイトのスーモには鹿児島市の空室は26000件も掲載されています。
各仲介会社さんは、たくさんの物件を登録して、現場に写真を撮りに行って、毎日汗を
かいてインターネットに物件をアップします。
しかも、2週間に一回は、物件の更新(空室状況の確認)もしなければなりません。
そうです。仲介会社さんは目が廻るほど忙しいのです。
なので、数ある物件の中から
「いかに優先して物件を掲載してもらえるか?魅力的に掲載してもらえるか?」
仲介会社さんへのマーケティングはものすごく重要です。
食事に誘っていただきながら、ダメ出しをする僕はとても意地が悪いですね(笑)
P.S.
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https://twinb.co.jp/chintai/view/46