「不動産は相続税の節税に利用できる」と耳にしたことのある方もいらっしゃるでしょう。
相続税とは、相続・遺贈によって取得した財産にかかる税金のことです。仮に親族が亡くなって財産（遺産）を相続した場合、相続税が課税されます。課税対象が時価となり相続税が高くなりがちな現金などに比べ、土地や建物といった不動産は相続税が抑えられる傾向にあります。
土地の評価額は国税庁の定める路線価の8割ほどとなり、建物は固定資産税課税台帳の固定資産税評価額に基づき建築費用の5～6割ほどの評価額となることが多いです。時価ではなく評価額に対して課税されるため、現金や有価証券などに比べて相続税の節税に繋がるのです。
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